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診療内容:胃TREATMENT:STOMACH

胃内視鏡検査

胃内視鏡

胃内視鏡検査(胃カメラ)は、食道・胃・十二指腸を直接見ることで疾患を見つける検査方法です。
検査中の患者さまご自身が、テレビモニターを通して、ご自身の胃の中を見ることも可能です。

2003年の日本における胃がんによる死者数は49,353(男性32,142、女性17,393)で、男性では肺がんに次いで第2位、女性では大腸がんに次いで第2位でした。(厚生労働省人口動態統計より)
以前は日本では男女とも胃がんが第1位でしたが、死者数は年々減少しています。
これは胃内視鏡をはじめとした検査の普及による早期発見、早期治療の結果ともいえます。

胃がんだけでなく多くのがんに当てはまることですが、早期発見し適切な治療を行えば、完治する病気です。そのためには症状のないうちから定期的に検査する必要があります。

内視鏡検査と言われると検査の際の嘔吐感や異物感が原因で、検査を避けられる方が多くいらっしゃいます。しかし年々技術の進歩により、内視鏡はとてもコンパクトかつ細くなり、個人差はありますが以前ほど苦しい思いをすることなく検査が受けられるようになりました。
年に一回は定期健診を行い、がんの早期発見を心がけましょう。

以下の症状がある方は特に検査をおすすめします

当てはまらない・症状がない場合も定期的に検査を受けられることをおすすめしております。

  • 胸やけ・吐き気やのどの違和感
    みぞおちの辺りが痛むことがある
    ストレスで胃が痛いことがある
    健康診断で内視鏡検査を勧められた

検査で分かる主な疾患

内視鏡検査でほとんどの胃の疾患は診断できます。ポリープなども細胞を採取することにより、良性悪性かはもちろん、悪性化しやすいのかなど細胞の質の検査も可能です。

  • 逆流性食道炎
    酸性の胃液や消化中の食物が食道に逆流することで食道が炎症を起こします。症状としてはげっぷ・胸やけ・みぞおちなどに痛みが起こります。
  • 食道がん
    食道に発生する悪性腫瘍です。
    胸やけや痛み、食べ物を飲み込む際につかえ感などの症状がありますが、初期の段階では無症状であることが多いです。
    食道粘膜にとって刺激となる飲酒・喫煙・辛いとか熱い食べ物が好きな方などはリスクが高いため、定期的な検査をおすすめいたします。
    実はお酒の好きな自分にとって最も注意すべきがんの一つです。ですから必ず毎年、自分自身胃カメラは飲んでます。ほかのがんと同じく早期発見が完全治癒につながります。
  • 胃がん
    胃の粘膜細胞から発生する悪性腫瘍です。
    年々減ってるとはいえまだまだ2位。決して少なくはありません。注意が必要なのは小さかったり、目立たないがんがあるということ。聞いたことがあるかもしれませんが粘膜の下を這って広がるスキルスと呼ばれるタイプのがんは、発見が難しいうえに進行が速いのが特徴です。
    とはいえ現在では内視鏡診断も進んでいます。早期発見も可能になってきています。胃がんは結構進行は早いですが早期発見ができれば、完全治癒が可能です。
  • 胃潰瘍
    よく耳にする病気ですが、簡単に言うと胃の粘膜がなんらかの刺激や血流障害によって、胃粘膜上皮は剥がれ下層の組織が露出した状態のことです。下層には神経や血管がありますからそれがむき出しになると痛みや出血を起こします。特に出血がひどくなると血を吐いたりタール便と言われる固まった血で真っ黒な便が出ます。
    私が外科の研修医だった頃が胃潰瘍を外科的に治療していた最後の時代だったでしょう。胃酸を抑える強力な薬が出てほとんど内科的に治る病気になりました。
  • 十二指腸潰瘍
    十二指腸に潰瘍ができる病気です。
    みぞおちや背中の痛みが特に空腹時に強く現れ、食事することで一時的に痛みが和らぐことが特徴です。胃潰瘍と同じく最近は減ってきましたが発症すると大変痛みます。適切に治療すればほぼ薬で治る病気です。
  • ヘリコバクターピロリ菌感染
    胃の粘膜の抵抗力を落としてしまう菌です。抵抗力が落ちるので胃炎や潰瘍、癌になりやすくなるわけです。感染のあるなしで胃がんになる確率は大きく変わります。うちで見つけた胃がんもほとんど全てと言っていいほど、ピロリ菌の感染がありました。もはや「ピロリ菌陰性の胃がん」が症例報告になるほどの勢いです。
    感染経路は経口感染です。それも免疫が未熟な乳幼児の時期の感染と言われています。確かに年々感染率は低下していますがお母さん、またそうなる予定の方にはぜひ検査を受けるようにしてもらいたいと思います。

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